折り紙

A female teacher of African ethnicity is checking on her student’s work at her desk.

長女はモンテッソーリ教育を受けた。

お仕事の一つに折り紙がある。

一番最初に出会うのは、三角折り。

折り目となるところに線が引いてあり、角にも点がかいてある。

点と点を合わせる事で角と角がピッタリと合い、きれいな三角形が折れる。

娘は、それが出来なかった。

どうしてもぴったりとならないし、ぴったりがわからなかった。

「折り紙なんてとバカにしないで、お母さんがお家で一緒にやってあげて下さい」

先生に言われた言葉だ。

バカになんてしていないし、もちろん家でもやっていた。

娘は、そもそも興味を示さなかったし、なんとかやるように誘ってやってみてもぴったりには折れなかった。

多分ズレている三角形と、ぴったりの三角形の違いがわかっていなかったのだろう。

モンテッソーリでは、折り紙はついて回る。

その都度、謎に出来ない娘、先生は首をかしげる。なぜ出来ないのか?

私が、何でも先回りして娘の経験すべき仕事を取ってしまっているからだと先生に言われた。

違うのに!と思ったけど…。そうなのかな?と自信が無くなっていく。

小6の時には、頑張ってもぐちゃぐちゃの鶴しか折れなかった。

これは、もう親が悪いとかではない。出来ないものは出来ないのだ。

折り紙が折れなくて死にはしないし、まったくもって困らない。

他に出来ることは、たくさんある。なんの心配もないよ!

やっと娘に自信をもって言えた。

本当は幼稚園の時に言ってあげたかった。

あの時は、やりたくもない折り紙を何度も練習をさせてしまった。

あの時の自分に言ってあげたい。

モンテッソーリがなに?

うちの子はとってもいい子!そのままでいいじゃない。

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