厚生労働省の発表によると、2025年には65歳以上の約5人に1人が認知症になる可能性があるとされています。「認知症は他人事」という時代は、もう終わっているのかもしれません。
私の母はアルツハイマー型認知症です。最初は「まだ早い」「うちの親に限って」と思っていました。でも現実は、気づかないうちにそこまで来ていた。
今日、そのことを改めて感じた出来事がありました。

母が友達と久し振りに食事に出かけた。
前々から予定は決まっていたのだが、なんだかんだ言ってキャンセルになるんじゃないかな。
そんな風に思っていた。
今日は用事があって夕方次女と歩いていたら
「あ、おばあちゃん!」友達とご飯を食べている母を見つけた。
私が声をかけようとすると、全力で腕を娘に掴まれた。
「せっかく楽しんでいるのに、邪魔しちゃダメ!」
邪魔するつもりはなかったけど…、娘の言う通りに、声を掛けずに通り過ぎた。
私は、普通に心配だった。
母は会話をしていても、同じ話を何度もするし、話が噛み合わないこともある。
支払いとか大丈夫だろうか。ちゃんと待ち合わせ場所まで自分で行けただらうか。
何かのタイミングで怒り出したりして、嫌な気分になりはしないか。
色々気になって仕方なかった。
でも、父が大丈夫と判断して送り出したんだ。
私は、おせっかいな気質がある。あれこれ先回りして気を回して、余計な心配をしてしまう。
それこそ、自分は自分のことで一杯一杯なのに。
今は私が起きていないことで心配して胸を痛める必要はないのだ。
母が食事会を楽しんで帰ってきてくれれば良い。
心から祈ってる。
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「したいことがいつまでできるのだろう」——この問いは、母だけじゃなく、私自身にも向けられている気がする。
親の認知症と向き合うことは、自分の将来を考えることでもある。今できることを、今やっておこう。そう思わせてくれる毎日です。
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