母のこと

「今日はうちに来た?」——認知症の母からの電話に、「また明日行くね」と答えた日

日曜日、実家に行けなかった。認知症の母から「今日はうちに来た?」と電話が来た。こたつを出しに行こうかと言うと「来なくてもいい」。行かないと決めた日のこと、罪悪感のこと。
母のこと

認知症の母がしまい込んだ通帳を、母の前で渡したら泣いた——見つけたのに、誰も「よかった」にならなかった

認知症の母がしまい込んだ通帳を見つけた。罪悪感から、母の前で渡すことにした。母は泣いて「情けない」と言い、父も「情けない」とこぼした。見つけたのに、誰も「よかった」にならなかった日のこと。
自分のこと

「認知症にならないために」を、つい読んでしまう——親が認知症の私が、「しないほうがいいこと」を集めてしまう理由

Instagramで「認知症にならないために」の投稿を、つい読んでしまう。好きな甘いものが「しないほうがいいこと」に入っていると、「やっぱり」と思う。母が認知症の私の不安と、国の「予防」の意味・ランセットの14の危険因子・健康長寿ネットで答え合わせしてわかったこと。
介護の知識

認知症の母の着替え、「お父さんには頼みたくない」——手伝う人を選ぶ母と、気づかない父

認知症の母は、着替えが難しい日がある。そんな母が「お父さんには頼みたくない」と言った。手伝う人を選ぶ母と、やらないのでもできないのでもなく「気づかない」父。頼られるのは、うれしい、とは違う——娘の私が思うこと。
介護の知識

認知症の母が泣くようになった——「泣かないで」とは言わない。涙のときの、わが家の聞き方

認知症の母が、怒るより泣くようになった。「前は、あっという間にできたのに」「生きるのがめんどくさい」——母が泣いた日のことと、泣いているとき私が言うこと・言わないこと。感情は残るのに、どうして嬉しいことは出てこないんだろう。
介護の知識

認知症の母が、服を後ろ前に着る——服の着方がわからないとき、「ひと声」で着られた

認知症の母が、上着もズボンもそろって後ろ前に着ていた。服の着方がわからなくなっても、ひと声かければ自分で着られる。「サポートしてもらえれば、自分でできるのよ」——母の言葉と、うちの着替えの手伝い方、調べてわかったこと(失行・服の向き)。
介護の知識

認知症の夕方の不穏——冷蔵庫を開けては閉める母に、「配食があるよ」と答えを先に置く

夕方4時ごろになると、認知症の母は冷蔵庫を開けては閉め、「お父さんは何もしない」「疲れた」と言う。「配食があるよ」の一言でホッとする理由と、夕暮れ症候群の答え合わせ、3食の「どうしよう」とのつきあい方。
介護の知識

認知症の母が、お風呂に何度も入る——「さっき入ったよ」は言わずに、パジャマを手渡す

昼の2時に入ったのに、4時にまた入る。認知症の母は、お風呂に入ったことを忘れてしまう。「さっき入ったよ」と言えば地雷になる日もある。何度も入るパターン、父とのやりとり、パジャマを差し出す理由と、それは甘やかしなのかという迷いを書きました。
介護サービス

地域包括支援センターに相談した話——行く前に知りたかった流れ・タイミング・注意点【経験者】

認知症の母の攻撃が、家の中だけでは抱えきれなくなった。どこに行けばいいかわからず、まず市役所へ。すすめられた地域包括支援センター(あんしん相談室)に、ひとりで相談に行った流れと、救われた言葉、行く前に知っておきたいこと。
介護サービス

犬と一緒に入れる老人ホームはある?——東京都で調べた、ペット可の条件と費用(ひとり・夫婦)

認知症の母と、介護する父と、保護犬2匹。施設を考えたとき「犬たちはどうなるの?」とぶつかった。東京都でペット可の老人ホームを調べたら、数は少なく、条件もきびしかった。ひとり・夫婦の費用、多頭飼いのハードル、使えない制度まで。