娘たちの誕生日は12月。
この1ヶ月は、ケーキ、プレゼント、大忙しだ。
2年前の12月。その頃は、母の怒りがまだ私に向いていた頃。
でも、日によって時間によっては、違う。
「お母さんは、お姉ちゃんを求めてる」弟のみたてだ。
母が元気な頃は、一緒に誕生日やクリスマスをしていた。ケーキを買ってくれたりお寿司を用意知てくれたりした。
2年前は、一緒にやるのはもうしんどいから…。
でも、ケーキだけは注文しようと言って、デパ地下に一緒に行った。
母がケーキを買ってくれたのだ。母はその時はニコニコしていた。
クリスマス当日。
ケーキだけでも一緒に食べようと思って実家に行くと、母の機嫌がとても悪かった。
今よりもまだ、機嫌の悪い母の取扱い方がよくわかっていなかった私は、
ケーキをもらって、自宅に帰った。
3人のクリスマスだ。
さあ、ケーキを食べようとした夜。母から電話が鳴った。
電話を取ると、ものすごく怒っていた。
ケーキのお礼がない。というのが、理由らしい。
夜8時、今すぐ実家に来いというのが、両親の要望だ。
買ってもらったもののお礼もいえないのか?そんな奴なのか、と責め立てられた。
2時間ほど、両親の怒りを受け止めることになった。
まー、本当によくわからない。
もちろんお礼は大事だ。
買ってもらった時に、感謝は伝えたし、一緒に食べようと誘いにも行った。
食べようとしたときには、おばあちゃんに電話してみようかと話していたところだった。
なぜ、私は責められているのだろう。
クリスマスなのに娘達を家にのこして理不尽な言葉ばかり浴びせられている。
仕方ない、仕方ない、仕方ない
涙を流してあやまって、両親の怒りが収まるのを待つしかない。
でもそれでも、嫌いになれない。
親だもの。



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