私は幼稚園で働いている。
短大卒業後、妊娠を機に辞めるまで10年ほど保育業界にいた。結婚・出産のタイミングで仕事を辞めて、それから13年。ブランクを抱えての社会復帰だった。
13年ぶりの社会復帰。なんとか続いている
馴染めるかどうか、正直不安だった。でも幸い雰囲気の良い園で、なんとか続いている。
個人的な事情がいろいろあったこの数年、仕事にどれだけ救われたかわからない。
保育の仕事は究極のサービス業だと思う。理不尽なこともあるし、体力的にきつい場面も多い。でも子どもたちからもらえる元気は、プライスレスだ。
運動会の打ち上げ中に、母から電話
今日は運動会だった。とてもとても疲れた。
園内での打ち上げの最中に、母から電話が来た。
父がお小遣いを勝手に使っている、買い物で嗜好品ばかりカゴに入れる、今まで尽くしてきたのに酷い男だ、仕返しをしたい——そして最後に「もう疲れた。愛犬と一緒に死にたい」と言う。
両親は年金暮らしだ。母の言っていることは、事実と違うことが多いとわかっている。でも、電話口でその言葉を受け止めるのは、やっぱり重い。
電話を切って、また宴の中へ戻った。
辛い夜の乗り越え方は、寝たら忘れる。介護・離婚・子育て三重苦でも朝は来るにも書いています。
50歳の私に、居場所はあるのか
仕事は本当に大変だ。子どもの数は減っているし、50歳の私が今の職場に居続けられるのか、本気で悩むことがある。
でも、置かれたポジションで最高のパフォーマンスを出せるよう、日々精進するしかない。
介護も離婚も子育ても、しんどいことは山ほどある。それでも仕事がある。子どもたちがいる。
ここが私のアナザースカイ
職場は、私にとっての「アナザースカイ」だ。
家に帰れば、介護のこと、離婚のこと、子どものことが待っている。でも仕事中は、目の前の子どもたちのことだけを考えていられる。それがどれだけ救いになっているか。
癒やしの場所が一つあるだけで、人はずいぶん頑張れるものだと思う。
気持ちを保つことについては、生きてるだけでまるもうけ。認知症介護の中で気づいたことや、「ながくは続かない」と自分に言い聞かせた、介護の辛い時期にも書いています。
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