アップルウォッチの通知機能で、父の転倒を知らせるメッセージが届いた。
こういう時本人に電話するべきかもだけど、母にかけてしまった。
母の声色が怒っていて、私は1ヶ月程前の状況にもどって、2人で揉めてしまったんじゃないかと思って胸が痛くなった。
しかし（母は記憶がうまく行かずに話がぐるぐるはするが）至って普通でごもっともな事を言っていた。自転車で転んで怪我をした事を教えてくれた。
アップルウォッチにそんな機能があることを初めて知ったけど、通知をせっかくくれるのなら、もっと早く出来ないのだろうか？というのは、私に通知が来て連絡をとった時にはすでに事は済んでいたのだ。
周りに居合わせた方が救急車を呼んで下さり、治療を受け、更に警察の事情聴取を受けたそうだ。
全く知らないよりは良いけれど、まだまだアップルウォッチ機能は発展途上なのかも、と思った。
母と電話しながら父の状況を教えてもらって、なんとか大事には至らなかったという事がわかって本当にホッとした…。と思ったら貧血が来た！久し振りの症状だ。立って居られなくなり吐き気がした。電話を切り座り込んでしまったが、そう時間はかからずに回復した。
私は相当驚いたらしい。
母は、デイサービスの日だった。母が帰宅した時に、父の怪我を見てさぞかし驚いたことだろう。
父は、自分で何でも出来るかもしれないが、そろそろ自電車に乗ることについてもよく考えて欲しいと思った。アシスト自転車はとても重いし、お酒を飲んだからと言って自電車をおしながら帰るのは、無謀かも…。
そんな疲れた帰宅後に、今日は”石田さんち”の放送日だということに気付いた。
大好きだった番組。長女が13年振りに実家に来て、これまでのわだかまりについて語り番組が終了する。ナレーターさんの言葉で終了となった。
「家族って、家族って…」
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