
私は、元夫の住まいの保証人になっていた。
弟が保証人会社の手配をしてくれて、手続きを始めた。
元夫は、書類を受け取っているはずなのに、契約書を返送していないので。
電話やラインで連絡を取ったが、無視され続け、自宅まで行くことになった。
書類は封も開けられてなかった。
とにかく契約書への記入を促した。
元夫「西暦は?」
わたし「え?誰の?」
元夫「弟」 わたし「え?誕生日知らないの?」
元夫「知らない。教えてよ。あー、もう面倒くさい。やるなって事かな」
彼の弟の生年月日など、知らないし。
ブツブツと文句ばかり言っている元夫に、不思議と腹は立たなかった。
彼のよくわからない金銭トラブルから、養育費の未払い。
これからどうするかを聞いても、「考えるよ」と、言うのみ。
しかし、毎日は過ぎてゆく。子どもたちは日々成長する。
彼は、自分で望んだり、何かを決定しない。結婚生活では私の意見が全てだった。
何か問題が起きれば、「きみが決めたことでしょ」責任は私だ。
彼はいつでも、他人事だ。
そんな元夫に変わってほしい、自分の意見を持って自分の人生を生きてほしい。
そう思っていた。
でも、それはとてもおこがましいことだ。
人は変えられない。
原因自分論と言う言葉をYouTubeで聞いた。
私を取り巻く今の身の回りの出来事が、とっちらかってぐちゃぐちゃになっているのは、
元夫のせいではない。もちろん、親のせいでもない。
私が過去に撒いて来た種の結果。
自分が過去に行動してきた事が原因なのだ。
そう思ったら、彼には腹は立たない。
これからどうすれば良いか、真っ当に考えよう。
素直にそう思えた。
すべて自分が原因。原因自分論だ。


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