認知症の親の入浴介助、誰がやる?家族で試行錯誤した話

母の骨折をきっかけに、入浴介助が始まった。

骨折前は一人でお風呂に入れていた母が、手が不自由になったことで誰かのサポートが必要になった。最初は父が担当していたが、それが想像以上に大変だった。

ギックリ腰の父には、限界だった

母の入浴は15時ごろ。私は仕事中なので、最初は父が対応するしかなかった。

でも、折悪くギックリ腰中の父にとって、それは地獄の時間だったと思う。

母は従順ではない。文句は多いし、態度も悪い。骨折した手が不自由なせいで、いつも以上に機嫌が悪く、父への悪態は止まらない。父のストレスはマックスだった。

ケアマネージャーへ、こちらから動いた

私は父にケアマネージャーへの相談を提案したが、聞く耳を持たなかった。ただ毎日を乗り切ることしか考えられない状態だったのだと思う。

弟と相談して、父を通さずにケアマネへ直接連絡することにした。

何度かデイサービスの増加やショートステイを提案してきたが、父が「大丈夫」と断ってしまうため、ケアマネも本当の現状を把握できていなかった。連絡を待っていてはダメだ。助けが欲しい時は、こちらからはっきり要望を伝えることが大事だと改めて思った。

週1から週2へ。デイサービスを増やした

父への説得は弟に任せた。

父のストレスを少しでも減らして、これからも母との時間が細く長く続いていけるように——そのための第一歩として、週1のデイサービスを週2に増やすことになった。

母には2〜3日前に知らせたが、納得してOKしてくれたものの、前日から行く直前までぐずぐずと父を困らせ続けた。予想通り、行ってしまえば問題なく楽しんで帰ってきた。

お風呂は、なるべく私が担当するようにした

デイサービスのない日——火・木・土・日と休日は、なるべく私が入浴介助に行くようにした。「担当」というより、父が大変そうだから私がやるようにした、という感じだ。

やってみると、思っていた以上に細かいことが引っかかった。

実家では石鹸を使っていたのだが、石鹸を泡立てるという動作が母には難しくなっていた。泡立てネットを使うか、ポンプ式のボディソープに切り替えるか、しばらく試行錯誤した。

着替えも一苦労だった。脱いだ服なのか新しい服なのかわからなくなって、何セットも着替えが出てきたり、逆に足りなかったり。着替えを取りに行っている間に、また別の服を引っ張り出してしまう。

そして私が一番やってしまった失敗——話しかけすぎること。母と二人でいると自然と会話が弾んで、洗うのが面倒になった母が「もういい」と言ってさっさとお風呂から出てきてしまうことがあった。頭も体も洗う前に。

それからは、お風呂中はなるべく余計なことをしゃべらないようにした。声かけは「次は頭洗いますよ」「もう少しで終わりですよ」と、作業に集中できるひと言だけ。おしゃべりは上がってからにした。

うまくいかない日の方が多い気がするけれど、お風呂上がりに母がさっぱりした顔をしているのを見ると、来て良かったと思う。

これで全てが解決するわけではない。日々は相変わらず大変だ。でも、少しずつ環境を整えながら、なんとかやっていくしかない。

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