10月15日
母が攻撃的になり、物を投げたり、言葉の暴力が激しくなっていた。
私たち兄弟は、実家に顔を出したり、近くには居るけれど
治療方針やケアプランなどを相談するような関係は築けていなかった。
それは両親が私たちに頼りたくない。自分たちでなんとかする、と言う考え方の現れなのですが。
父もなかなか頑固だし、主治医に今の現実を伝えていない可能性が高い。
ケアマネに相談したところ、一度主治医と話すべきだとアドバイスを受けた。
父に主治医に会いに行くことを知らせて行くべきとも言われたが、結局は言えなかった。
従って保険証も借りれず自由診療となった。
思った通り、主治医は今の両親の現実は知らなかった。
今、母が飲んでいる薬は脳を活性化するものらしく、イライラは増強しやすい。
もう、その薬は早くやめて違う薬に切り替えるべきだと言われた。
父に薬を変えたらどうかと私が言ったところ、
「薬漬けにするのは嫌だ。認知症が余計すすむ」言っていた。
その事を伝えると、医者は意に介せず…。
静かにさせる事が認知症を進めるわけではないと言った。
仮にこのまま、父が我慢し、母に行動がエスカレートする。
どちらかの怪我がひどくなり、一緒に居られない、もしくは父がギブアップとなるだろう。
そのスピードは意外早く、いざ施設に!となっても、そんな簡単に空きはないのだ。
お互いのために、2人が少しでもおだやかに過ごせるように、薬を変えて。
少しずつ病気が進行し、いずれは施設へ…となる方が良いのではないか。
これが、主治医の見解なのだろう。
私たちは、お父さんお母さんが人生最後に傷つけ合わないように、
両親に話さなければならない。
わかってもらえるだろうか。それでも、言わなくては。



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