娘に「ボケたら許さないから!」と言われた私がやっていること——胡桃と、よもぎ茶と、感情に蓋をしないこと

自分のこと

※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。詳しくはこちら

「ボケたら許さないから!」と言われた日から

「ママ、ボケたら許さないから!」——娘にそう言われた日のことは、前に書きました。

あれから私は、少しずつ「自分の番」の準備を始めています。認知症の母を毎日見ているから、これが他人事じゃないことは、誰よりも知っているつもりです。

といっても、特別なことは何もしていません。今日は、私が実際にやっていることを、そのまま書いてみます。そして、どこまでが根拠のある話で、どこからが私の勝手な判断なのかも、正直に分けて書きます。

朝ごはんは、ヨーグルトに一掴み

特別なサプリは飲んでいません。代わりに続けているのが、胡桃とブルーベリーです。

ヨーグルトに、胡桃とブルーベリーを一掴み。そこに蜂蜜。これが私の朝です。

ヨーグルトにしたのは、菌が腸にいいかなと思ったから。腸活も「巡り」に良さそうだと思っています。蜂蜜は——単に好きだからです。

きっかけは、インスタでした。おすすめに流れてきた「認知症になりにくくする習慣」の中に、ナッツとベリーが入っていたんです。それを見て、次の買い物から胡桃とブルーベリーを買うようになりました。

子どもたちは、それぞれ単品でおやつとして食べています。量は難しく考えず、一掴み。一掴みなら、続きます。

▶ 素焼きくるみ(無塩)を楽天で探す

▶ 冷凍ブルーベリーを楽天で探す

よもぎ茶で、水分嫌いを克服した

じつは私、水分をとるのがずっと苦手でした。正確に言うと——トイレに何度も行くのが嫌で、飲むのを控えていたんです。飲むのは朝晩の紅茶と、昼食のときくらい。同じ理由で水分を控えている人、けっこう多いんじゃないでしょうか。

それが、よもぎ茶に出会って変わりました。

出会ったのは、よもぎ蒸しとリンパマッサージのお店です。施術のときに出してもらったよもぎ茶が、とにかくおいしかった。「巡りにいいですよ」と言われて、むくみが気になっていた私にはちょうどよかったんです。

それ以来、水筒によもぎ茶を入れて持ち歩くようになりました。おいしいから、気づけばたくさん飲んでいる。トイレにもたくさん行くようになりました。以前の私からしたら大進歩です。

水分をとることには、はっきりした根拠があります。健康長寿ネット(長寿科学振興財団)は、高齢者のせん妄について「脱水や便秘、尿路感染症や睡眠不足が原因となることもあります」と書いていて、予防として「水分補給やトイレを促して体調を整えましょう」と挙げています。母を見ていても、水分がとれている日とそうでない日では、調子が違う気がします。

ただし正直に書くと、「よもぎ茶が認知症予防にいい」というのは、私の勝手な判断です。巡りにいい→むくみが取れる→だったら頭にもいいんじゃないか、という、それだけの理屈です。根拠があるのは「水分をとること」のほうで、よもぎ茶であることではありません。

それでも私は、よもぎ茶でよかったと思っています。飲みたくなるものでなければ、続かなかったから。

▶ よもぎ茶を楽天で探す

根拠があること、私の勝手な判断

調べてみたら、認知症の予防には、かなりはっきりした研究がありました。

医学誌ランセットの委員会が2024年に出した報告(ランセット委員会の2024年の報告)では、14の「変えられる危険因子」に一生を通じて取り組めば、世界の認知症の最大45%は予防できるか、発症を遅らせられるとされています。挙がっているのは、高血圧・糖尿病・肥満・運動不足・喫煙・過度の飲酒・うつ・頭のけが・大気汚染・教育の機会、そして難聴・視力低下・社会的孤立などです。

この並びを見て、少し意外でした。胡桃もよもぎ茶も、入っていないんです。

入っていたのは、もっと生活そのものの話でした。人と関わること。体を動かすこと。聞こえと見え方を放っておかないこと。血圧や血糖を測ること。

だから私は、こう分けて考えるようにしています。

根拠がはっきりしていること——健康診断を受ける。人と関わる。歩く。聞こえと目を確認する。

私の勝手な判断——胡桃、ブルーベリー、よもぎ茶、蜂蜜。

後者は、効くから続けているというより、お守りとして続けています。それでいいと思っています。

好きなことを、諦めない。でも「今じゃない」と決める

手芸は、いま中断しています。

やりたくないわけではありません。手芸は時間がかかるからです。私にとって手芸は「仕上がったときの達成感」が大事なもので、細切れの時間では、そこまで行けない。やりたいのにできない状態が続くと、それ自体がストレスになります。

今の私が時間を使っているのは、家計管理と、このブログと、子どもの学習のフォロー。そして自分の体を休める睡眠です。

だから手芸は、「やめた」のではなく「今じゃない」。そう決めました。諦めるのとも、無理に続けるのとも違う、三つめの選び方だと思っています。

その代わり、読書と映画は手放していません。この夏は、娘たちと『トイ・ストーリー5』を観に行きました。

母の「したいことがいつまでできるのだろう」という姿を見て思うのは、予防でいちばん大事なのは「特別なことをする」ことよりも、「好きなことを諦めない」ことなんじゃないか、ということです。

50代で、PCを触れるようになった

そして、新しいこと。私は50代で、PCを触れるようになりました。このブログがまさにそれです。

最初は、本当に何も分かりませんでした。とにかくコマンドが分からない。専門用語が分からない。調べても、調べた先の言葉がまた分からない。その繰り返しでした。

それでも記事を書いて、いまはAIに手伝ってもらいながら運営しています。新しいことを覚えるのは、正直、時間がかかります。でも「新しいことに挑戦する」こと自体が脳の刺激になると言われているし、何より——できるようになると、嬉しい。この歳からでも、ちゃんとできるようになるんです。

辛い時は、辛いと思う

体じゃなくて心の話もします。私が決めているのは、辛い時は「辛い」と思うこと。感情に蓋をしないこと。そして、努力はするけれど、嫌だと思うことを無理してまでやらないことです。

実際、「もう無理」は、子どもたちにしょっちゅう言っています。かっこ悪いとは思いません。言ったあとは、たいてい「まあ、寝れば治る」で終わります。

子どもたちも、分かってくれています。手伝ってくれるし、こう言われることもあります。「おばあちゃんのところ、行かなくていいんじゃない?」

「ボケたら許さないから!」と言った子が、今度は私の心配をしている。この子たちのためにも、私は倒れるわけにいかないのだと思います。

最近は、口に出して唱えている言葉があります。「頑張らない」。

介護をしていると、我慢が当たり前になっていきます。でも、ためこんだストレスは体にも脳にも良くないと言われています。だから私は、泣きたい日は泣くし、無理な日は「無理」と言う。このブログも、私にとっては「蓋をしない」ための場所のひとつです。

目と耳と、疲れのサイン

これは去年からですが、健康診断をちゃんと受けるようにしています。

理由は、はっきりしています。今は死ねないからです。

次女に、こう言われたことがあります。「ママが死んだら、おばあちゃんのところに行かなきゃいけない。それは微妙」。笑いながら言うので、こちらも笑いましたが、本当のことだと思いました。

耳のほうは、たぶん大丈夫です。ただ、疲れてくると耳鳴りがして、眩暈がします。だからそれが出たら「疲れているぞ」の合図だと思うようにしています。気をつけなきゃ、と自分に言う。

目のこともあります。遠くは1.2くらい見えるのに、近くが壊滅的に見えない。いわゆる老眼です。放っておいてもいいかと思っていましたが、ランセットの14の因子に視力低下と難聴が入っているのを知って、考えが変わりました。見えにくい・聞こえにくいを放っておくことは、思っているより大きな話らしいのです。

予防は「義務」じゃなくて

そもそも、なぜこんなに怖いのか。その理由は「認知症になると本性が出る」と言われて——母と、祖父を見てきて私が思うことに書きました。

希望のある話も知りました。国立長寿医療研究センターによると、「医療機関でMCI(軽度認知障害)と診断された方が認知症になるのは1年で1割程度。その他の人は、MCIのレベルに留まる人と、年相応の正常レベルに回復する方もいます」とのことです。診断がついたら終わり、ではないということです(数字の話はこちらの記事にもまとめています)。

私の予防は、「ボケないための義務」ではありません。したいことを、できるだけ長く続けるための準備。そして「ボケたら許さないから!」と言った娘に、「お母さん、努力はしてるよ」と言える自分でいるための、小さな積み重ねです。

胡桃を一掴み。よもぎ茶をごくごく。泣きたい日は泣く。それくらいなら、明日も続けられそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました